トレーニング指導者のための論文の読み方と活用方法に関するセミナー


今日から確信のある指導を始めよう!

トレーニング指導者のための論文の読み方と活用方法
〜英語論文を読んでみよう〜

【JATI認定資格継続単位付与承認済】

ご自身の指導に確信を持てていますか。確信が持てないのは学ばなければならない情報から逃げているからではありませんか。論文を読んで活用できるようになるための第一歩を踏み出して頂くためのセミナーです。学びたいあなたを加速させます。

次のような方に適した内容になっています。

 ご自身の指導内容や方針になんとなく自信が持てない方
 指導内容に科学的な裏付けが欲しいと感じている方
 学術論文を読むのはちょっと敷居が高いなと感じて論文を避けている方
 論文にチャレンジしてみたものの十分に理解ができなかった方
 論文を読んで何となく理解はできたが実際の指導へ活かせていない方
 論文の表面的な内容は理解できるがさらに考察を深めたいと思っている方


ご自身の指導内容や方針に自信が持てない・・・そんなお悩みは学術論文を読んで活用できるようになることで解決できるかもしれません。

論文を読むのはちょっと敷居が高いな・・・難しそうな文章を読むのはちょっと・・・そんな指導者の方に向けた内容です。

A great leader is a great reader.”(良き指導者は良き読書家である)という言葉があります。

この言葉は、トレーニング指導者の方々にも当てはまるのではないでしょうか。優秀な指導者の方々は、可能な限り多くの適切な情報を集めた上で指導に当たられていることと思います。

しかしながら、この読書の対象は”適切な”ものでなければなりません。付け焼刃で読むお手軽なノウハウ本ばかりではなく、その分野に精通した方々が執筆した専門書や学術論文をも読んで活用することが必要でしょう。

特に、学術論文を指導の参考にできることは大きな強みになるに違いありません。なぜなら、論文に掲載されている情報には一定の信頼性があるからです。

専門書も含めた書籍では、誤字脱字や言葉使いなどの修正、読みやすさを念頭に置いたデザインなどが編集されることはあっても、掲載内容が第三者によって十分に検証されることは稀でしょう。

一方で学術論文は、査読という制度により第三者の専門家によってその内容が審査され、許可された場合に掲載されます。ここに、掲載内容への信頼性の違いがあります。

書籍はある程度自由に執筆されるものですから、その内容には個人的な想いや一般化できない内容が多く含まれる場合もあります。むしろ、多くの書籍は、その個人的な想いや体験を読者が共有し、楽しむものとも言えるのではないでしょうか。一方で、論文には専門家が客観的に判断して一定の価値のある科学的な情報しか掲載がされません。従って、トレーニング指導者がその能力を向上させるために読む対象としては、こちらの方がより重要であるといっても過言ではないでしょう。

ですから、学術論文を読んで活用できる指導者は、そうでない指導者に対して、大きなアドバンテージを有していることは容易に想像ができるのではないでしょうか。

学術論文の活用を含めた科学的なトレーニングの実践は、トレーニング指導に関わる業界全体の科学的なレベルを向上させ、さらに、指導に対する対価を向上させることにもつながるでしょう

皆さんが憧れる優秀な指導者の方々の中には、修士号や博士号を取得され、学術論文を活用して指導に当たっている方も多いのではないでしょうか。

とはいっても、現在、職業としてトレーニング指導をされている方々全員が、これから大学院へ行って研究の方法や論文の読み方・活用方法を学ぶことは時間的な制約などから現実的ではないでしょう。そうした方々に、基本的な論文の読み方や活用方法を学んで頂くための第一歩を踏み出して頂くことが本セミナーの一番の目的です。

私は大学教員として、学問としてのトレーニング科学を学生に教授する立場にあります。従って、この学問が制度化され、さらにその地位を向上させることに尽力することは私の大きな使命の一つであると考えています。

そのために、学生を指導することはもちろんのこと、この学問を修めた方々が職業人として扱われ、さらにその地位を高めるためのお手伝いをさせて頂くこともまた、私のすべき仕事であると痛感しています。

その活動の一つとして、本セミナーの講師を務めることとしました。


論文は形式が決まっている文書ですから、その仕組みを知り、正しい訓練をすれば格段に読みやすくなります。本講座は、論文を読む訓練のスタートとして、読解の初歩を知って頂くためのセミナーです。

前回のセミナーでは、科学的なトレーニングとは何か、そして論文の構造や読み方、活用方法等について説明した後、日本語の論文を実際に読解してみました。今回はいよいよ英語の論文にチャレンジします。

今回のセミナーでは、英語論文の読み方のポイントを整理した上で、無料で公開されている下記の英語論文を題材に読解をしてみます。

論文はこちら

これは皆様もご存知のタバタプロトコルに関する論文です。本セミナーへの参加を決める前に、まずはご自身でこの論文を読んでみてください。

この論文を読んで、または、これまでに既に知識をお持ちで、下記の全てに当てはまった方は本セミナーに参加される必要はないかもしれません。

 論文を読んで全体の内容を把握できている
 タバタプロトコルの各セットの運動は最大努力でないことを理解している
 Maximal accumulated oxygen deficitとは何かを理解している
 本論文で使用されている統計手法と問題点が理解できている
 有酸素および無酸素性能力の両方が改善する生理学的背景を理解している


いかがでしたでしょうか。これまでにタバタプロトコルをトレーニング指導で採用してきた方も多いのではないかと思います。

今回のセミナーでは、論文の内容や考察のポイントを解説するとともに、トレーニング効果が生じる生理学的背景を理解することで、トレーニングの原理原則に対する理解を深めていきます。

もしも当てはまらない項目があった方は、是非セミナーで理解を深めていきましょう!


セミナー詳細

オンライン型(終了)
日時:2021年5月14日(金曜日)18:30〜21:10 (入室開始 18:10)
【JATI継続単位:1.25付与】

来場型(愛知県で緊急事態宣言が発令されたため中止)
日時:2021年5月16日(日曜日)13:30〜16:10 (受付開始 13:15)
【NSCA継続単位:0.25CEU付与】

オンデマンド(動画配信)型 配信中!!
申込期間:2021年5月16日〜7月31日
配信期間:2021年5月17日〜8月31日
講師:尾崎隼朗(博士(スポーツ健康科学)、CSCS)
料金:13,200円(税込)
【JATI継続単位:1.25付与】 JATI継続単位付与期間は終了しました。

※JATI継続単位取得をご希望の方には動画視聴後に視聴確認テストを受験して頂きます。5月31日までに受験し、かつ、テストに合格した場合に単位が付与されます。



お申し込みはこちら!


トレーニング指導者のための論文の読み方と活用方法
〜英語論文を読んでみよう〜


お申込み前のご相談・お問い合わせはこちらまで

前回のセミナーの内容をご理解頂いた上で、本セミナーにご参加頂けますとより理解を深めて頂けると思います。お好きな日時に視聴できるオンデマンド(動画配信)型セミナーの申込受付中ですので是非ご活用ください。

今後開催予定のセミナーはこちら


講師紹介

尾崎隼朗(おざき はやお)
東海学園大学 スポーツ健康科学部 講師
博士(スポーツ健康科学)、CSCS
専門分野:トレーニング科学、発育発達・老化、運動生理学
順天堂大学ハンドボール部 元S&Cコーチ

主な論文・著書

1. 尾崎隼朗. 漸減トレーニング:新たなトレーニングの考え方と今後の展望. Strength &Conditioning Journal. 27(10): 2-9, 2020.
2. Ozaki et al. Stepwise load reduction training: A new training concept for skeletal muscle and energy systems. Sports Medicine. 50: 2075-2081, 2020.
3. 尾崎隼朗, 町田修一. 第13章 トレーニングの生理学:最大酸素摂取量,パフォーマンス,筋力への効果, パワーズ運動生理学 (分担・翻訳), メディカルサイエンスインターナショナル, pp. 302-340, 2020年9月
4. Ozaki et al. Decrescent intensity training concurrently improves maximal anaerobic power, maximal accumulated oxygen deficit, and maximal oxygen uptake. Physiology International. 106(4):355-367, 2019
5. 尾崎隼朗. ペダルを回した数だけ健康になる? − サイクリング・自転車エルゴメータ, スポーツでのばす健康寿命 科学で解き明かす運動と栄養の効果 (深代千之, 安部孝 編), 東京大学出版会, pp. 99-107, 2019年10月
6. Ozaki Hayao et al. Effects of drop sets with resistance training on increases in muscle CSA, strength, and endurance: a pilot study. Journal of Sports Sciences.36(6):691-696, 2018
7. Ozaki et al. Effects of walking combined with restricted leg blood flow on mTOR and MAPK signalling in young men. Acta Physiologica. 211(1): 97-106, 2014
8. 安部孝, 尾崎隼朗. 第4章 サルコペニアを克服する, サルコペニアを知る・測る・学ぶ・克服する, 有限会社ナップ, pp. 99-136, 2013年2月
9. Ozaki et al. Increases in thigh muscle volume and strength by walk training with leg blood flow reduction in older participants. The journals of gerontology. Series A, Biological sciences and medical sciences. 66(3): 257-263, 2011

主な受賞歴

2019年 3月 第26回日本健康体力栄養学会 優秀賞
2018年10月 第31回日本トレーニング科学会 トレーニング科学研究賞 奨励賞
2017年10月 The 3rd Congress, International Academy of Sportology Best Poster Award
2017年10月 第30回日本トレーニング科学会 トレーニング科学研究賞 大賞
2016年10月 第29回日本トレーニング科学会 トレーニング科学研究賞 奨励賞

学歴

2008年3月 早稲田大学スポーツ科学部 卒業
2010年3月 東京大学新領域創成科学研究科 修士課程 修了
2012年3月 順天堂大学スポーツ健康科学研究科 博士後期課程 修了
       博士(スポーツ健康科学)取得 早期終了制度により2年で修了

職歴

2011年4月〜2012年3月 日本学術振興会 特別研究員DC2
2012年4月〜2015年3月 日本学術振興会 特別研究員PD
2015年4月〜2018年3月 順天堂大学スポーツ健康科学部 助教
2016年4月〜2018年3月 順天堂大学スポーツ健康科学研究科 助教
2019年4月〜現在     東海学園大学スポーツ健康科学部 講師

主な学会活動

日本トレーニング科学会・編集委員
日本体力医学会・評議員
日本健康体力栄養学会・評議員

『より強く、より速く、より高く、そして、より健やかに!』を実現するために、年齢・性・体力レベルを問わず、科学的根拠をもとに運動をより良くデザインするための研究を行うとともに、より良い未来のために運動をデザインできる専門家を育成することを目指している。

講師の研究室HPはこちら

お申し込みはこちら!


トレーニング指導者のための論文の読み方と活用方法
〜英語論文を読んでみよう〜



【オンデマンド型セミナーの注意事項】

・JATI継続単位取得をご希望の方には動画視聴後に視聴確認テストを受験して頂きます。5月31日までに受験し、かつ、テストに合格した場合に単位が付与されます。

・お支払いは銀行振り込みでお願いします。フォームからお申込み後、自動返信メールが配信されます。配信メールに振込先が記載されておりますので、5日以内にご入金ください。5日以内にご入金が確認できなかった場合には、お申込みをキャンセルさせて頂きます。

・オンデマンド型セミナーでは、お申込みとご入金を確認次第、セミナー視聴のためのURLと資料をメールにて送付致します。そのため、ご入金後のキャンセルは出来ません。

・当セミナーの録画・録音・撮影、動画データのダウンロード、資料の2次利用、詳細内容のSNSへの投稿は固くお断りします。セミナー内容の盗用が発覚次第、著作権・肖像権侵害として対処させていただくことがございます。

・受講に必要な環境(PC、タブレット、スマートフォンやインターネット回線)はご自身でご用意ください。また通信料につきましても、ご自身でご負担ください。

・オンデマンド型セミナーでは講演内容に関するご質問を受け付けることが出来ません。


お申し込みはこちら!


トレーニング指導者のための論文の読み方と活用方法
〜英語論文を読んでみよう〜



特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2021 合同会社FLaT2 All rights reserved.
by 合同会社FLaT2